モチベーションで仕事をするな
先日、タイトルの言葉を旦那からもらった。
ふつう、夫婦間でこんな会話をしなくないか?とも思うけど、キャリア的にも年齢的にも旦那の方が先輩なので、よく旦那のアドバイスを仰ぐ。
私は結構、感覚で生きてきた人間。
やりたい・やりたくないの感情で左右されてキャリアを選んできてしまったことも多い。
自由奔放に生きてきたから今の私があるわけだし、すべてに後悔しているわけではないけど、たまに鉄砲玉みたいな行動をしてしまったことを後悔することも少なくない。
あのとき、もう少し踏みとどまって頑張っていれば……。
あのとき、もう少し冷静になって、長期的な視点を持っていれば……。
あのとき、相手の状況を汲み取って大人な対応をしていれば……。
と、こういった感じ。
すべてに共通するのは、「モチベーションで仕事をしてしまった結果」。
もう私もアラサーになったのだし、もう少し大人になれるように、「モチベーションで仕事をしない」ようにするためにはどうすればいいのか考えてみた。
1. 可能であれば物事を1週間おく
ただ何もしなくても、時間が解決してくれることもある。(逆もあるけど)
特に女性は暗黒週間があるので、その期間に答えを出さないこと。
私の場合は1日では冷静になれないようなので、1週間おくことにしよう。
2. 感情面で嫌なことは全部書き出す
1週間も待ってらんない!今すぐにでも投げ出したい!と思う時もあるかもしれない。
そんな時は嫌なことをすべて、紙に書き出してみる。
意外と文字になった自分の感情を見たら、大したことのない時がほとんど。
しかも回数を重ねるうちに、自分の怒りパターンが見えてきて結構冷静になれる。前回の書き出した紙とかみると「またこれか」と思って鎮火することも。
3. 論理的に物事をとらえる
目的の再確認から、メリット・デメリット、TODO、スケジュール……。
今問題になっているのは何で、どうすれば解決できるのか。その方法で本当に解決するのかを、冷静になった頭で整理する。
たとえば、クライアントと嫌な雰囲気になってしてしまった時は、「目的は共通の問題の解決であって、喧嘩することではない。」など。
4. 複数人に意見を求める
自分がどんなに正しい・冷静だと思ってても、重要な視点が足りてない時がある。
人に聞くのは恥ずかしいし、プライドも傷つきたくない時もあるけど、一人でワーワー言って自爆することの方がよっぽど恥ずかしい。
5. 徹底的な相手目線になってみる
カーッとなると、自分のことしか考えられなくなるけど、相手のあることはしっかり相手目線にもなってみる。
自分が自分のことしか考えてないと、相手もそうなってしまうし、不毛な戦いをしてしまいがち。相手の状況も把握してその上で物事を進めるようにすると、相手も冷静になってくれるはず。
旦那によると、鍛錬を積めば「モチベーションで仕事をすること」はなくなるらしい。そうすると効率的に動けるし、ストレスも軽減するんだって。
私もそうなりたい。いいな、いいな〜。
そんな感じです。