不幸なのはきっと理由なんてない
ずっと若い頃のわたしは、世界は自分中心に回っていると思っていたし、自分が一番幸せになると思っていたとおもう。
だから、子供を2人も立て続けに亡くしたとき、その理由がずっと分からなかった。
でも、きっと理由なんてないんだと思うようになってきた。
不幸なことがあったから、そのぶん幸せなことが待っているとかいうのも、きっとない。その逆もそうだと思う。
不幸なことが起きるときは起きるし、幸せなことが起きるときは起こる。
運命はどうやってもあらがえない。
だから、せめて自分の努力でどうにかなるところは、どうにかしようと思う。
自分の努力で手に入る幸せや悲しみへの備えは、しっかりしておいたほうがいい。
もしかしたら、これが理由なのかもな、とも思う。
そんな感じです。